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■パウル・リンケについて■
クラシック近藤敏広ラフマニノフフォーレ音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道カルメン

 
   さいたま市見沼区大和田町1ー1095ー2ー103  
           電話048ー689ー0425
           近藤敏広
           ホームページhttp://www2.odn.ne.jp/cam62720/index2.html




 
■パウル・リンケについて■

パウル・リンケを知っている方はあまりいないかもしれません。代表曲の行進曲「ウィーン気質」はウィーンの市歌にもなっているくらいなのに、日本ではあまり知名度がないようです。

パウル・リンケはベルリンオペレッタの父と呼ばれています。私の手元に「ルーナ夫人」「インドラの国王」「リュジストラータ」のCDがありますが、国内版はなくて輸入版です。

喜歌劇ですから気楽に(オペラだって気楽に)聴いてもよいとおもうのですが、なにしろ「ルーナ夫人」はジュールベルヌの「月世界旅行」をテーマにした作品ですし、小説の方はご存知の方も多いでしょう。この手の演目が日本でも上演されたらよいのになと思いました。

輸入版がEMIから出ています。興味のある方は聴いてみてください。

それでは、きょうはこれで。

# by guluda | 2012-05-13 14:30 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■夏の物語の音楽について■
クラシック近藤敏広ラフマニノフフォーレ音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道カルメン

 
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■夏の物語の音楽について■

もし夏をテーマにした物語があったら、付随音楽(BGM)にはどんな曲が似合うでしょうか?(実際にペレアスとメリザンドや真夏の夜の夢など夏をテーマにした作品はたくさんあります)

そんなことを考えてみました。

オープニングは「ラフマニノフ交響曲第2番ホ短調第3楽章アダージョ」場面は「夏の日差しに霞む緑の森」暑い夏の朝からはじめましょう。

この曲はマンドリンで演奏されたとってもきれいなバージョンがあるのですが、こちらですと夕方のイメージになってしまいますので、オーケストラの演奏で。

次の場面は森を抜けて田舎の木陰の小道を歩く音楽。「ブルックナーのクインテットからアダージョ」

次は疲れた脚をやすめる憩いの音楽「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章アダージョ」

アダージョばかり出てきますが、グラモフォンでアダージョというアダージョの名曲を集めたCDもありますので、時間のあるかたは聴いてみてください。

再び歩き出して開けた明るい野原に到着します。このときはフォーレの作品112「パストラル」などいかがでしょうか?

物語は終盤にはいって、エンディングを予感させるような「カルメンの第2幕から第3幕への間奏曲」青空の遥か上を鳥が飛んでいるか、小さな雲の影が野原を横切ってゆきます。

最後は「フォーレの嬰ヘ短調作品19バラード」物語の終わりにふさわしい曲だと思います。演奏はオーケストラのバージョンがを選びたいと思います。ピアノ独奏もすきなのですが、これですと小説の「渚にて」のように終末を予感させてしまいますから、ここは夏の日の物語と言う事でオーケストラにお願いしましょう。

以前に夏から冬の音楽をテーマに書いた「夢の中の思い出に」という小説があるのですが
今回は夏をテーマにして何かかきたいなと思っています。

それでは、きょうはこれで。


# by guluda | 2012-04-30 13:58 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■音楽への憧れ■
クラシック近藤敏広我が母の教え給いし歌すみれの花咲く頃音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道

 
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■音楽への憧れ■

私が長年クラシック音楽を聴いて来たのは、ひとつには「音楽への憧れ」があると思います。

子供の頃はクラシック音楽は初めて聴く曲が多かったので、どんな曲でも聴いたものです。

ラジオや神奈川県の音楽室に入れてもらってレコードを聴かせてもらったり、たまにコンサートに誘ってもらったりと、知らない国やまだ知らない音楽を追いかけていた時代がありました。

少し大きくなってコンサートやレコードを購入するのも自由にできるようになると、こんどはコンサートホールの雰囲気が好きになりました。

ホワイエ(待合室)の柔らかな照明、オペラの幕間のシャンパンの泡にうつるきれいな明かり、そんなものにひかれて行きました。

まだまだ知らない曲はあります。椿姫の第一幕が4月15日だということもたいていの人は知らないでしょう。

そんなものを訪ねて音楽の旅はまだまだ続きそうです。
みなさんとお話で来たらたのしいですね。
それでは、きょうはこれで。


# by guluda | 2012-04-22 15:50 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■優しい歌■
クラシック近藤敏広我が母の教え給いし歌すみれの花咲く頃音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道

 
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■優しい歌■

日差しがだいぶ春らしくなってきましたね。夕日の陰り方も細長く延びる木立の影も、どことなく柔らかそうに見えています。

窓ガラス越しに見る景色は春らしいのですが、私の住んでいる土地ではまだまだ暖房がかかせません。

春のお話をしたかったのですが、昨日久しぶりに聴いた(見たといった方がよいかもしれません)音楽のお話をします。

昨日4月1日に一度だけ流れたTVコマーシャルがあります。それはルーブルに取り付けられた東芝の照明のコマーシャルなのですが、使ってある曲がドボルザークの「我が母の教え給いし歌」でした。

このお話はお正月にもしましたが、人気のあるコマーシャルで放送日が東芝のホームページに掲載されるくらいでした。

「昔、聴いた事のある、でもなんと言う曲だろう」という音楽は沢山あると思います。この曲は元々が歌曲なので、チェロの音色できくとまた異なった趣があります。

東芝の広報担当さんも「落ち着いた映像にピッタリだと思ってこの曲をつかいました」と言っていました。(もっと丁寧な言い方だったのですが)
優しい歌ですね。歌詞はすこし悲しいのですが、チェロの響きはどこか気持ちを落ち着かせてくれるところがあります。暖かいココアでも飲みたくなります。

優しい歌というと立原道造さんのお話をしたくなります。

4月というとウィーンの春やイースター、すみれの砂糖漬けなどいろいろ楽しいものが始まる季節ですね。

余談ですが「すみれの花咲く頃」はもともとドイツの民謡で「にわとこの花の咲く季節」という歌です。それがフランスでは「リラの花咲く頃」になって、私たちは普段、「すみれの花咲く頃」という題名でおなじみの曲になっています。

それでは、きょうはこれで。


# by guluda | 2012-04-02 14:46 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■シューベルト「美しき水車小屋の娘」について少し■
クラシック近藤敏広シューベルト美しき水車小屋の娘音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道オペラ

 
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■シューベルト「美しき水車小屋の娘」について少し■

私が生涯で一番聴いた回数の多い曲は、このままで行くとシューベルトの「美しき水車小屋の娘」になりそうです。

はじめて聴いたのはフィッシャー・ディースカウの1972年のLPレコードでした。この録音は1985年のディースカウ還暦の記念としてCDにもなっていますので、いまでも手軽に聴く事ができます。

このCDには二枚の写真が掲載されていて、1972年の頃の写真はまだ若いです。映画の「椿姫」でアルフレードのお父さんを演じた時とは雰囲気が異なりますね。

余談ですが、シューベルトば教科書ではロマン派の作曲家という事になっていますが、実はどこの劇場や宮廷にも属さないフリーの作曲家(かなりの苦労人)でした。

この曲の作曲されたいきさつは有名なので、詩が作られたいきさつのお話をしましょう。

この詩の作者はヴィルヘル・ムミュラー(「冬の旅の詩」もこの詩人の作品)といいます。

彼はベルリン大学生の時(1816年)、ドイツの枢密顧問官だったシュゲテーマン家に出入りしていました。

そのシュゲテーマン家のサロンで催されていた「水車小屋の娘」という音楽付きの芝居に粉ひき職人役を演じていたのがヴィルヘル・ムミュラーです。

ストーリーはシューベルトの水車小屋の娘とほぼ同じです。
出演者は以下の4人。
水車小屋の娘役 ヘトーヴィヒ(シュゲテマーン家の娘)
粉ひき職人役  ミューラ本人
庭師役     ルイーゼ・ヘンゼル(作家)
狩人役     ヘルガー(作曲家)かブレンター(詩人)らしいのですが不明です。

演目にはそれぞれ自分で詩を書いてくることになっていましたから、自然と詩を書き続けていまのような作品になりました。という事なのですが・・・。

当時の彼は登場人物の庭師役のルイーゼ・ヘンゼルに恋をしていたのですが、ルイーゼ・ヘンゼルは詩人のブレンターに気があるようで、あこがれと失恋の痛手から、軽い余興ていどの内容がいつのまにか真にせまった詩になってしまいました。

実はシューベルト自身も絶望的な気分(理由は詳しくはかきませんが)を味わっていた時期なので、共感できるところが多かったのだと言われています。

みなさんの中にはパイジエッロのオペラ「水車小屋の娘」は?というお話が出てきそうですが、これはゲーテのお話をするときにしたいと思います。お話しないと、シュゲテマーン家サロンの演目がなんで水車小屋の娘だったの?という事になってしまいますものね。
ゲーテのお話にもシューベルトは登場します。

それでは、きょうはこれで。


# by guluda | 2012-03-10 10:19 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■懐かしい調べ■
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■懐かしい調べ■

一昔はよくラジオやコンサートで演奏されていたのに、近頃ではほとんど聴かれなくなった曲がいくつかあります。

ドリゴやトスティーのセレナード、マドンナの宝石、クライスラーのバイオリン曲などは私の歳の方には懐かしいのではないでしょうか?

ラジオで聴かれない曲は大雑把に言って2種類あります。それは以前はよく演奏されたのに今では演目にもなかなか乗らない曲、もう一つは日本ではあまり知られていない曲(CDも未入荷だったりします)の二つです。

一頃はNHKの「クラシック・リクエストアワー」とうでクラシックの小品をよく聴く事ができましたが、この類いの番組も少なくなりましたね。私は幼いころはこの手の番組を楽しみにしていました

昔よく流れていた曲を書いてみます。
マドンナの宝石
ダッタン人の踊り
ザンパ序曲
コッペリアのワルツ
わが夢の都ウィーン

これらの曲は私がラジオを作り始めた頃、秋葉原の電気街で流れていた曲なのです。いまは秋葉原へ行ってもこのような曲は聴かれなくなりました。

今日のような静かな日はクライスラーのバイオリンが似合いそうです。

それでは、きょうはこれで。


# by guluda | 2012-02-22 13:05 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■ドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」■
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■ドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」■

年末年始の数日間だけ、照明器具のCMに静かな曲が使われていたのを覚えている方もいる事と思います。

それはドボルザークの「ジプシーの歌」から「わが母の教えたまいし歌」でした。

もともとは歌曲ですが、テレビコマーシャルで流れたのはチェロの落ち着いた調べでした。バイオリンで演奏されることもありますが、どれもCDで聴くことができます。

CM広報担当のかたに伺ったら「映像に似つかわしい調べ」という様なことをお話されていました。

たしかに静かに扉を押したり、そっとコップを手にする時にはチェロの音は似合いますね。

いま「ジプシー」という言葉は使わないことになっていて、かわりに「スィンティ・ロマ」と言いますが、それでは長過ぎるので一般的には「ロマ」と言っています。

この曲はチェコの詩人ヘイドゥックの詩集から選んで作られたものです。それなので元々はチェコ語の詩なのですが、ヘイドゥック自身がドイツ語に翻訳したものが歌われていました。

この詩は1955年にブロニスラフ・ヴェレックが改訳しているので、それ以前(たとえばシュワルツコップ)の歌といまの歌では詩が異なります。

いまは、チェコ語とドイツ語の両方で歌われますが、チェコ語で歌う時は2度低い声を使う事が有って(私の個人的な考えかも知れませんが、声のトーンは東欧やロシアは全般的に低い気がします)こちらの方が落ち着いた感じがします。

今まで、あまりドボルザークのお話をしたことが無いのですが、スラブ舞曲集など素敵な曲が沢山あるので、少しずつお話したいと思っています。

それでは、きょうはこれで。

# by guluda | 2012-01-30 21:44 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■椿姫のお話とお知らせ■
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■椿姫のお話とお知らせ■

前書き

ドボルザークのジプシーの歌(ネットで少し話題になっていますね)のお話をしようと思っていたのですが、いろいろな譜面やCDが見つかって、もう少し後にお話したいと思っています。

今日のお話

椿姫の第三幕第五場(最終章)はアルフレードが逃亡中のアフリカからパリのヴィオレッタの屋敷を訪れるところでヴィオレッタ終焉となります。

もともとのお話は同じく逃亡生活を送っていたアルマン(オペラではアルフレード)がパリを訪れますが、それはマルグリッド(オペラではヴィオレッタ)が亡くなった後のことでした。

そこでは彼女の遺品が競売にかけられて、そのなかの書籍を落札した原作者のアレクサンドル・デュマ・フィスを一人の青年(アルマン)が尋ね、独白したものをデュマが書き留めたということになっています。

実はこのお話はオペラと原作だけでなく、実話を含む三重構造になっています。実際にあったお話は、デュマとマリー・デュプシレ(椿姫のことです)のお話が元になっています。

お知らせがあります。

インタネットで「詩と音楽の散歩道」と検索すると「銀紗・詩と音楽の散歩道」にたどり着くと思います。このホームページは詩と音楽の好きな人の集まるページです。よかったらご覧ください。

お正月に読んだ本のお話もしたいのですが、きょうはこれで。

# by guluda | 2012-01-13 10:43 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■ショパンの「別れの曲」とシェリーの詩■
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■ショパンの「別れの曲」とシェリーの詩■

ショパンの「別れの曲」(練習曲作品10の3)は誰でもご存知でしょう。

2008年9月20日のブログで詩人アンドレスピールの「雨」という詩を読んでいると
ショパンの「子守うた」を思い出すというお話をしました。

詩から音楽を思い出すこともあれば、音楽から詩を思い起こすこともあります。きのう
久しぶりにショパンの「別れの曲」を聴きました。

聴いたのは全編ショパンの曲が流れているお芝居でした。

私はこの曲を聴くと、湖に浮かんだ小舟の絵が頭に浮かびます。そしてシェリーの詩「愛の条理」を思い出します。次のような詩です。

      愛の条理

泉は川とまじり
川は海とまじる
空吹く風はいつも
やさしいこころとまじる
世にひとりのものはない
あらゆるものが聖なるおきてによって
ひとつの精神に寄りあっている
わたしがあなたに寄りあえないのは なぜ?

ショパンの別れの曲の演奏時間は4分くらいです。この曲が演奏されている内にお話できるような小説がかきたいなと考えています。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-12-05 22:24 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■クリスマスの音楽■
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■クリスマスの音楽■

このブログを読んで頂いている方の中には、季刊「銀紗」のリンクから来られたかたもいると思います。

「詩と音楽の散歩道」で検索すると、このブログと季刊「銀紗」のホームページにたどり着きます。それなので、銀紗の読者のかたから「音楽のお話が多いですね」とのお便りを頂くこともあります。

この季節の一番のお話と言ったら「ヘンゼルとグレーテル」か「クルミ割り人形」でしょうか。メーテルリンクの「ペレアスとメリザンド」と「ヘンゼルとグレーテル」のお話もしたいのですが、小説のお話はまたしますね。

クリスマスも近くなりました。教会では、きょうから「待降節ーアドベント」に入ります。

簡単に言うと「クリスマスを待つ期間」の事できょうから4週間後がクリスマスになります。(簡単すぎるかな)

最近ではクリスマスが近くなると、「アドベント・カレンダー」や「クリスマス・シュトーレン」を見るようになりましたね。

音楽のお話に戻りましょう。

クリスマスと言ったら音楽が、かかせませんが、賛美歌のなかで一番好きなのが、賛美歌115番(1868の作品)です。多分、学生の頃アルバイト先で聞いたのが初めてでしょうか。ちなみに、このころのクリスマスケーキはバタークリームのケーキが主流だったように記憶しています。(いつの話?といわれそうですが...。)

クラシックの歌曲の中で、この季節に聞かれる楽曲で私が好きなのが、エルガーとブルックナーの「アヴェヴェルム」です。

今日のような絶え間なく枯葉の散る音の中にいると聴きたくなる曲のひとつです。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-11-27 12:59 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
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