IE9ピン留め
■ドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」■
クラシック近藤敏広心理カウンセラー音楽大学音楽音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道オペラ

 
   さいたま市見沼区大和田町1ー1095ー2ー103  
           電話048ー689ー0425
           近藤敏広


 
■ドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」■

年末年始の数日間だけ、照明器具のCMに静かな曲が使われていたのを覚えている方もいる事と思います。

それはドボルザークの「ジプシーの歌」から「わが母の教えたまいし歌」でした。

もともとは歌曲ですが、テレビコマーシャルで流れたのはチェロの落ち着いた調べでした。バイオリンで演奏されることもありますが、どれもCDで聴くことができます。

CM広報担当のかたに伺ったら「映像に似つかわしい調べ」という様なことをお話されていました。

たしかに静かに扉を押したり、そっとコップを手にする時にはチェロの音は似合いますね。

いま「ジプシー」という言葉は使わないことになっていて、かわりに「スィンティ・ロマ」と言いますが、それでは長過ぎるので一般的には「ロマ」と言っています。

この曲はチェコの詩人ヘイドゥックの詩集から選んで作られたものです。それなので元々はチェコ語の詩なのですが、ヘイドゥック自身がドイツ語に翻訳したものが歌われていました。

この詩は1955年にブロニスラフ・ヴェレックが改訳しているので、それ以前(たとえばシュワルツコップ)の歌といまの歌では詩が異なります。

いまは、チェコ語とドイツ語の両方で歌われますが、チェコ語で歌う時は2度低い声を使う事が有って(私の個人的な考えかも知れませんが、声のトーンは東欧やロシアは全般的に低い気がします)こちらの方が落ち着いた感じがします。

今まで、あまりドボルザークのお話をしたことが無いのですが、スラブ舞曲集など素敵な曲が沢山あるので、少しずつお話したいと思っています。

それでは、きょうはこれで。

# by guluda | 2012-01-30 21:44 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■椿姫のお話とお知らせ■
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■椿姫のお話とお知らせ■

前書き

ドボルザークのジプシーの歌(ネットで少し話題になっていますね)のお話をしようと思っていたのですが、いろいろな譜面やCDが見つかって、もう少し後にお話したいと思っています。

今日のお話

椿姫の第三幕第五場(最終章)はアルフレードが逃亡中のアフリカからパリのヴィオレッタの屋敷を訪れるところでヴィオレッタ終焉となります。

もともとのお話は同じく逃亡生活を送っていたアルマン(オペラではアルフレード)がパリを訪れますが、それはマルグリッド(オペラではヴィオレッタ)が亡くなった後のことでした。

そこでは彼女の遺品が競売にかけられて、そのなかの書籍を落札した原作者のアレクサンドル・デュマ・フィスを一人の青年(アルマン)が尋ね、独白したものをデュマが書き留めたということになっています。

実はこのお話はオペラと原作だけでなく、実話を含む三重構造になっています。実際にあったお話は、デュマとマリー・デュプシレ(椿姫のことです)のお話が元になっています。

お知らせがあります。

インタネットで「詩と音楽の散歩道」と検索すると「銀紗・詩と音楽の散歩道」にたどり着くと思います。このホームページは詩と音楽の好きな人の集まるページです。よかったらご覧ください。

お正月に読んだ本のお話もしたいのですが、きょうはこれで。

# by guluda | 2012-01-13 10:43 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■ショパンの「別れの曲」とシェリーの詩■
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■ショパンの「別れの曲」とシェリーの詩■

ショパンの「別れの曲」(練習曲作品10の3)は誰でもご存知でしょう。

2008年9月20日のブログで詩人アンドレスピールの「雨」という詩を読んでいると
ショパンの「子守うた」を思い出すというお話をしました。

詩から音楽を思い出すこともあれば、音楽から詩を思い起こすこともあります。きのう
久しぶりにショパンの「別れの曲」を聴きました。

聴いたのは全編ショパンの曲が流れているお芝居でした。

私はこの曲を聴くと、湖に浮かんだ小舟の絵が頭に浮かびます。そしてシェリーの詩「愛の条理」を思い出します。次のような詩です。

      愛の条理

泉は川とまじり
川は海とまじる
空吹く風はいつも
やさしいこころとまじる
世にひとりのものはない
あらゆるものが聖なるおきてによって
ひとつの精神に寄りあっている
わたしがあなたに寄りあえないのは なぜ?

ショパンの別れの曲の演奏時間は4分くらいです。この曲が演奏されている内にお話できるような小説がかきたいなと考えています。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-12-05 22:24 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■クリスマスの音楽■
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■クリスマスの音楽■

このブログを読んで頂いている方の中には、季刊「銀紗」のリンクから来られたかたもいると思います。

「詩と音楽の散歩道」で検索すると、このブログと季刊「銀紗」のホームページにたどり着きます。それなので、銀紗の読者のかたから「音楽のお話が多いですね」とのお便りを頂くこともあります。

この季節の一番のお話と言ったら「ヘンゼルとグレーテル」か「クルミ割り人形」でしょうか。メーテルリンクの「ペレアスとメリザンド」と「ヘンゼルとグレーテル」のお話もしたいのですが、小説のお話はまたしますね。

クリスマスも近くなりました。教会では、きょうから「待降節ーアドベント」に入ります。

簡単に言うと「クリスマスを待つ期間」の事できょうから4週間後がクリスマスになります。(簡単すぎるかな)

最近ではクリスマスが近くなると、「アドベント・カレンダー」や「クリスマス・シュトーレン」を見るようになりましたね。

音楽のお話に戻りましょう。

クリスマスと言ったら音楽が、かかせませんが、賛美歌のなかで一番好きなのが、賛美歌115番(1868の作品)です。多分、学生の頃アルバイト先で聞いたのが初めてでしょうか。ちなみに、このころのクリスマスケーキはバタークリームのケーキが主流だったように記憶しています。(いつの話?といわれそうですが...。)

クラシックの歌曲の中で、この季節に聞かれる楽曲で私が好きなのが、エルガーとブルックナーの「アヴェヴェルム」です。

今日のような絶え間なく枯葉の散る音の中にいると聴きたくなる曲のひとつです。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-11-27 12:59 | 詩と音楽 | Trackback | Comments(0)
■演奏者による演奏時間の違い■
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■演奏者による演奏時間の違い■

クラシック音楽を聞き始めた頃は、どんな曲でも聞きたくなりますし。詩を読み始めた頃も色々な本を片っ端から読みあさっていたものです。私はその時代のせいもあったのでしょうが、音楽はチャイコフスキーから、詩はゲーテからというお決まりに近いものでした。

でも、そのうちに誰でもこんなことを言い始めます。

「ボロディンのノクターンはやっぱりボロディン四重奏団がいいね。それも西欧で初演奏の1962年の録音が最高だよね。」という具合にです。

一つの曲でも、演奏者や指揮者、コンサートホールによって全然違う曲のように感じることがあります。(中にはホワイエの照明が綺麗だったことだけしか覚えていないコンサートもあったりはするのですが...。)個人的には神奈川県立音楽堂が好きなのです。あの時代にクラシック専門の音楽堂を建てるという考えがあったことに敬意を払いたいと思っています。

まあ、基本的には自分の趣味を人に押し付けずに、自分の好きな演奏を聴いていればよいのですね。

それにしても演奏者によって雰囲気や演奏時間が随分変わってきます。演奏時間で変わっているといえば、リムスキーコルサコフのスペイン奇想曲作品34の2変奏曲があげられます。前後の曲(1曲目と3曲目)がどの指揮者でも、ほぼ同じ時間で演奏されるのに、2曲目の変奏曲は指揮者によって随分演奏時間がことなるのです。

たとえば、ロシア国立交響楽団をエフゲニス・ヴェトラーノフ(この楽団の主席指揮者でした)の演奏ですと、6分36秒あります。ところが、同じくロシア(旧ソ連時代)のモスクワフィルの常任指揮者だったキリル・コンドラシンの指揮ですと、わずか5分2秒しかありません。

わたしはどちらかと言うとエフゲニス・ヴェトラーノフのロシアの野趣と言ってよいのかは解りませんが、ゆっくりと太い線で描いたような演奏が好きです。

秋の午後は、お気に入りの曲を聴きながらゆっくり過ごすのも素敵ですね。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-10-27 13:54 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■秋の午後の音楽■
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■秋の午後の音楽■

秋になるとなぜか静かな曲を聴きたくなります。葉のそよぐ音が夏とはちがって少し乾いた音がするからでしょうか。そのせいかテレビやラジオで秋に相応しいピアノの小品が流れているのに気がついたりします。

人は気にしているものほど目や耳に入ると言います。

たとえば

マクダウェル   森のスケッチ作品51より「のばらに寄す」
シューマン    子供の情景作品15より「見知らぬ国」
メンデルスゾーン 無言歌集作品19の1「甘い思い出」

これは最近テレビコマーシャルに使われている曲なのですが、いままでCMに使われたことがなかった曲のように思います。(この3曲は私が昔書いた小説の中に出てくるので思い入れもありますが)

みんな静かな秋の日の午後に似合いそうな曲です。急に寒くなった(きょうは10月下旬の気温だそうです)夜でしたらドビッシーのベルガマスクか映像もよいかもしれません。

少しずつ星が綺麗になってくる季節なので外に出たくもなりますが、風邪などひかないように暖かくして過ごしたいと思っています。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-10-03 09:56 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■お月見を過ぎて■
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■お月見を過ぎて■

まだまだ日中は暑い日が続きますね。それでも空には秋の雲を見ることもありますから空の上から少しずつ秋が降りて来るような気がしています。

夏の雲は縦に延びますが、秋の雲は横に延びるのですぐに解ります。

私は真夜中に目が覚めて、頭の中に音楽が流れていることがあります。昨晩はラフマニノフの前奏曲ト長調作品23−5が流れていました。

いくら夜中は涼しいと言っても、この曲はもっと乾いた北の国の響きがします。今でしたら東京と所沢の県境にある八国山あたりで聴いたら、なんとか風景に溶け込みそうな音楽です。

この曲は上手にひかないとレコードにワウフラッターがかかったように聞こえて、酔ってしまいそうになるくらい弾くのに難しい曲なのだそうです。(私は聴いているだけですから好きなことを言っていますが...。)

私のお勧めのCDはニコライガルンスキーのラフマニノフ前奏曲集です。これなら安心して聴けます。ただ、冬の寒い日にストーブにあたりながら聞くと言うよりは、冬の外を歩きながらの方が似合いそうなやや堅い感じはします。

きのうお月見が過ぎたばかりですから、まだ秋のお話をするのには早い気がしますが、コートの襟を立ててスクリャービンの練習曲やラフマニノフの前奏曲32−5なんかを聴ける季節になるのを待っているのも楽しいものです。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-09-13 11:00 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■夏のお話■ハチャトゥリアンの「スパルタクス」
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           近藤敏広


 
■夏のお話■

夏のお話と言えばオンディーヌ、ペレアスとメリザンド、オルフェウスとエウリディーチェなど色々思い浮かびます。夏は夜になると、星座に琴座(オルフェウスの竪琴)を見ることも出来ます。

私は表題に関係なく、なんとなく夏の海を思い浮かべる曲があります。それはハチャトゥリアンの「スパルタクス」からスパルタクスとフリーギアのアダージョです。

ちょうど30年前の今頃、小笠原を旅したことがあります。前年の冬の旅とは打って変わった穏やかな海を船が進んでいました。それを思い起こさせてくれるのが、今回紹介したスパルタクスの音楽です。(実際の曲の設定は古代ローマの野営地が舞台ですから夏の海と直接関係があるわけではないのですが、大きな海のうねりのような調べを聴いているとこれからはじまる小笠原での日々に心躍っていたことを思い出します。)

記憶には必ず感情が伴います。記憶が単独で存在することはないのです。それなので同じ曲を聴いても人によって感じ方や思い出すものが少しずつ異なってくるのです。

長い間音楽を聴いているとそんな思い出が沢山できるものですね。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-08-14 11:27 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■ブルックナーの五重奏曲■
クラシック近藤敏広心理カウンセラー音楽大学音楽音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道オペラ

 
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           近藤敏広(財団法人JADP認定心理カウンセラー)


 
■ブルックナーの五重奏曲■

私はブルックナーの五重奏曲の第四楽章アダージョを聴くと、何となく夏の午後を思い浮かべます。

これは偶然なのですが、持っているブルックナーのレコードの表紙にある絵が「ダッハウの夏」という森の道を描いたものだったのに気づいたのはつい最近の事でした。ダッハウはミュンヘンの郊外にある街です。(電車で20分くらいですから鎌倉から横浜くらいの距離)

ひと昔まえのレコードの表紙はたいてい風景画が多くて、今まで絵の題名にまで気をとめたことはあまりありませんでした。そう思ってあらためてラフマニノフやブルックナーのレコードを見ると森や古い街が描かれているのに気づきます。

これらの絵は、なんとなく前に書いた「夢の中の思い出に」という小説に雰囲気が似ています。(これは自分で言っているだけなので、思い過ごしかもしれません。)

私事ですが、おきていられる時間が少しずつ長くとれるようになりましたので、これからは散歩(リハビリのようなものですが)を心掛けたいと思っています。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-07-23 14:30 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
■インドの歌■
クラシック近藤敏広心理カウンセラー音楽大学音楽音楽のソムリエ詩と音楽の散歩道オペラ

 
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           近藤敏広(JADP認定心理カウンセラー)


 
■インドの歌■

お久しぶりになります。

今のところ、殆ど床に臥せっておりました。本を読む姿勢も辛いので、このブログを書くのもすっかりご無沙汰してしまいました。

それなので殆ど一日音楽を聴いて過ごすことにしています。(といっても鎮痛剤を服用しているの関係から、一日におきている時間がとぎれとぎれに10時間位なので、そんなには聴けないのです)

こんな時に聴きたくなる音楽(聴く事ができる音楽と言ったほうが良いでしょうか?)は
心に優しい音楽です。

先ほどからリムスキー・コルサコフの「インドの歌」を繰り返し聴いています。私に取って、この曲は身体が辛い時に気持ちを楽にしてくれます。皆さんにも、そういった曲があるのではないかと思います。

末筆になりましたが、このブログを読んでいてくださる方が2万人もいるなんて知らなかったので、次は楽しいお話が出来るようにしたいと思っています。

それではきょうはこれで。

# by guluda | 2011-07-20 09:24 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
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