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カテゴリ:音楽
  • イントゥルティーナ 歌曲の発音と文法上の発音の違い
    [ 2008-11-17 12:26 ]
  • クライスラーのウィーン奇想曲作品2
    [ 2008-10-19 10:37 ]
  • 今日2月20日は「椿姫」第3幕第5場終焉の日
    [ 2008-02-20 08:58 ]
  • ランピエールのプリマドンナ(放送大学のCM)
    [ 2008-02-01 13:36 ]
  • 椿姫の読みくらべ
    [ 2008-01-18 11:31 ]
  • ミュンヘンのオクトーバーフェスト
    [ 2007-10-30 13:41 ]
  • 日本語の歌
    [ 2007-05-24 16:33 ]
  • 中村由利子さんのCD
    [ 2007-05-15 16:00 ]
  • 暖かな一日に聴きたい曲
    [ 2007-04-30 22:11 ]
  • ラフマニノフピアノ協奏曲第2番の正しい聴き方
    [ 2007-03-30 14:19 ]
イントゥルティーナ 歌曲の発音と文法上の発音の違い
歌曲を聴いていると、学校で習った文法通りの発音ではないことが多々あります。習慣なのか演出なのか解りませんが、聴いている方がちょっと混乱したりします。それなので最近は聴いた通りに歌っています。音大の図書館で楽譜をコピーさせてもらうと、時々カタカナが鉛筆で書いてある事がありますからプロを目指す人でも発音には苦労するのでしょう。
オルフのカルミナブラーナという楽曲の21曲目にイントゥルティーナという静かな(私のお気に入り)曲があります。それを例に原文と「私が実際にが聴いたらこう聴こえた」というカタカナを以下に書いてみました。
興味のある方はCDを聴きながらご覧になると楽しいと思います。

(原文)In trutina

In trutina mentis dubia
Fluctuant contraria
Lascivus amor et pudicitia

Sed eligo quod video
Collum iugo prebeo
Ar iugum tamen suave suave transeo

(カタカナ)イントゥルティーナ

イィントゥルティーナ  メエンティイス  ドゥビァア
フロォクトオ アントコン フロォリィィアァァ (注)アントコンのトは非常に短く発音
ラシボサァモォォル  エェ トディティシア

セェデリィィィゴ  クゥォド  ビデオ
コォルム  ミョゴ  プレプペオォ
アリョゴ  タァメン  ソァボ  ソァベ  トランセオォ


年末になるとクリスマスの話題が増えますね。つぎのお話はクリスマスのお話にしようと思います。それではまた。 
by guluda | 2008-11-17 12:26 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
クライスラーのウィーン奇想曲作品2
そんなに度々あるのではないのですが、私は夜中に思い出す曲があります。目がさめた時に頭の中で流れている曲があると言ったほうが正しいのでしょう。
真夜中に起きてしまうのは歳を重ねたせいもあるのかもしれませんが、思い出す曲と言うのは、「クライスラーのウィーン奇想曲作品2」。もうすこし詳しく言うと冒頭部分が終わったあとのアンダンテ・コンモートの主部で、演奏が始まってから1分くらいしたところで流れるゆっくりとした調べのあたりです。
夢の中でこの曲を聴く事もありますが、そんな時の映像は必ず明るい陽の射す部屋で、ハッキリとはしないのですが壁にモネかルノアールの複製画が飾ってあるのです。それは遠い幼い日の記憶のようでもあり、私が想像の中で作り上げてしまった景色のようでもあり定かではないのですが、いずれにしろクライスラーのウィーン奇想曲は昼下りに似合いそうな曲です。
クラシックの作品は小品であっても冒頭部分よりも中間部の方が静かで心地よい調べを多々持っている作品があるように思います。そんなお気に入りの所だけをつないで聴いたりするのも楽しいものです。それではきょうはこれで。
by guluda | 2008-10-19 10:37 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
今日2月20日は「椿姫」第3幕第5場終焉の日
また椿姫の話し?と言う方もいらっしゃると思いますが、今日2月20日は「椿姫」第3幕第5場の最終章の日なのでどうしてもお話したかったのです。デュマ・フィスの原作ではこの場面にアルフレードは登場しませんから、正確に言うと第3幕に整合する原作の部分は12月15日のヴィオレッタの手紙から始まって(アルフレードの父や医師がヴィオレッタを訪問したことはオペラと同じです)2月20日までで、そこで物語りの終焉を迎えます。パリの一番寒い頃の季節でしょう。今日の横浜の気温とパリの気温は大差ありませんが、当時はもっと寒い日が続いたのでしょう。雪が降った事も記されています。
お話をオペラに戻しましょう。第3幕は第2幕の舞踏会の賑やかな場面から一転して寂しげな、ヴィオレッタの部屋から始まります。そのまえに第3幕への前奏曲が流れます。曲は第1幕の前奏曲と同じなのですが、どこか悲しい調べとなって現われます。この調べはアルフレードが登場するまで流れて続きます。ただ一つの明るい曲が「パリを離れて」なのですが、それでもその後にジェルモンが登場するあたりから行進曲(葬送行進曲の様にも聴こえます)のような演奏が始まり、いよいよ物語りが終焉に近づいている事を知らせます。
このブログを書くにあたって第5幕を聞き直しました。でも最後の手前までしか聴く事が出来ませんでした。それなので、すこしだけ思った事を書き足します。原作では2月20日がヴィオレッタ終焉の日となっていますが、オペラではその少し前に謝肉祭の場面が登場しますので季節はイースター(春)となります。また原作では1847年2月20日が終焉の日ですが、当時の世情を考慮して(検閲が非常に厳しい時代でした)戯曲では16世紀(1700年頃)となっています。それでも上演の許可がなかなかおりなくて父(アレクサンドル・デュマ)と当時の宰相の配慮でやっと上演にこぎ着けたのです。戯曲の初演は1852年2月2日フランスのヴォードヴィル座、オペラの初演は1853年3月6日ヴェネツィアのグラン・テアトロ・ラ・フェニチェです。時代が1700年に移ったのは解りましたが、季節が2月から4月に変わったのは何故でしょうか?もう少し「椿姫」と過す時間が必要なようです。

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by guluda | 2008-02-20 08:58 | 音楽
ランピエールのプリマドンナ(放送大学のCM)
エリック・サティーのお話をしようと思っていたら放送大学のテレビCMでエリック・サティーの作曲したランピエールのプリマドンナが使われていたので、きょうはエリック・サティーのお話です。エリック・サティーはカフェ・コンセールで演奏される曲を幾つも書いています。「ランピエールのプリマドンナ」もよくしられている「ジュテブー」もその一つです。
カフェ・コンセールと言うのは音楽の演目のついた大衆酒場のことで19世紀パリのシャノワーワールなどがその代表です。1855年に描かれたシャノワールの外観と店内の絵はいまでも残っているのですが、アールヌーボー期のはしりなのでしょうか、ちょっと奇妙な建物です。そのころのモンマルトルは詩人、音楽家、画家の交流が盛んなころでした、堀口大学の「月下の一群」の詩人達、ドビュッシーなどの音楽家の顔も見られたことでしょう。
エリック・サティーと言うと私が一番最初に覚えたのがジムノペディ第1番で、こちらの方が有名かもしれません。「ランピエールのプリマドンナ」はCMでは弦楽曲ですが、もともとは歌曲です。エリー・アメリンクの声が好きなのですが、私の年代ですとシュワルツコップと人気を二分するくらいの歌手でした。(もうちょっと声を聴きたかったのですが、引退して指導者のほうになりました)お話が膨らみすぎそうなので、きょうはここまでにします。

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by guluda | 2008-02-01 13:36 | 音楽 | Comments(0)
椿姫の読みくらべ
椿姫の読み比べ?聞き比べの間違いじゃないの?と思われるかもしれませんが、私は暇があれば(暇と言えば年中暇かも)椿姫の一節を歌っているくらいの椿姫ファンです。CD、DVDはもちろん、脚本、譜面、原作まで時々見たり聞いたりしています。それなので今回は原作(デュマ・フィス)とオペラ(ヴェルディ)の台詞の違いのお話です。椿姫の主なお話は第1幕第2章のガストーネ子爵がヴィオレッタにアルフレードを紹介する所から始まります。

まず、冒頭で ガストーネ子爵からアルフレードが毎日名前も告げずにヴィオレッタのお見舞いに来ていた事を話します。そして皆さんご存じの次のような会話が始まるのです。
「男爵様。あなたはそんなことはなさいませんでしたね。」
「あなたを知って、やっと1年なのですからね。」
「でもこの方は、やっと数分前からですわ。」

原作では次のようになっています。
「ねえ伯爵。あなただったらそんなことはしてくださらないわね?」
「ぼくは君と心安くなってからまだ2ケ月だからね。」
「でも、あたしこの方とお近づきになってからまだ5分とたたないことよ。」

このあとオペラではあの有名な「乾杯の歌」が始まるのですが、原作ではウェーバーの「舞踏への誘い」が流れます。もっとも原作での登場人物は4人程ですから合唱と言う訳にもゆきません。

第1幕にはもう一つ重要な場面が登場します。第3場でヴィオレッタが椿の花をアルフレードに渡す場面です。
「この花をおもちになって。」
「どうして?」
「また、お持ちになるために。」
「いつですか?」
「しおれた時に。」
「ああ、明日にでも。」

原作では次のようになっています。
「じゃこんど、いつお目にかかれましょう?」
「この椿の花が萎れたら。」
「いつになったら萎れるでしょう?」
「あしたの夜の11時か12時のあいだ。喜んでくださる?」

このあとオペラでは第4幕の合唱のあと、「ああ、そは彼のひとか」が続きますが、原作にはこの所はありません。アルフレードの身分は子爵と知り合いで、侯爵とも気軽にお話をしていることからプロヴァンスの地方貴族なのかもしれません。
またオペラでは仇役の男爵は老人ですが、これは原作で何人も登場する椿姫のパトロンのなかからストーリーを簡潔なものにするために老侯爵ひとりの姿を抜き取ったものでしょう。そういえばオペラのヒロインの名は「ヴィオレッタ」ですが原作では「マルグリット」となっています。この名前、どこかでお聞きになったことありませんか?グノーの「ファウスト」のヒロインと同じ名前なのです。椿姫のお話をしたら一日中でもおしゃべりをしてしまいそうなので、今日はこのくらいで。

お時間がありましたら私のホームページもご覧下さい。
http://www2.odn.ne.jp/cam62720/

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by guluda | 2008-01-18 11:31 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ミュンヘンのオクトーバーフェスト
ミュンヘンのオクトーバーフェスト(10月祭り)は終わりましたが、10月の内にこのお話を書いておかないと来年まで待たなければならないので今日はこのお話です。ミュンヘンの10月祭りといったらビール祭りのことなのですが(正式には1810年にルードヴィッヒ皇太子の結婚のお祝いがはじまりです)16日間で500万リットルのビールを消費するという、とんでもない(?)お祭りです。「盃を持て、さあ机を叩け...」ではじまる乾杯の歌も聴かれることでしょう。たくさんのテントと並べられた机と椅子、賑やかな音楽。楽しいものですね。
ドイツビールの酒場といったらよいのでしょうか、長椅子と長テーブルに知らない人どうしがビールジョッキを持って一緒に歌を歌ってソーセージを頬張って、お酒の弱いわたしでも充分に楽しめる一夜を過した事があります。民族衣装に身を包んだ楽隊とコーラスの人にリクエストしたのが「乾杯の歌」でした。
このお祭りがおわると、ミュンヘンはそろそろ待降節(クリスマスの前4週間の準備期間)に入ります。ドイツ最大のクリスマス市(クリスマスのオーナメントやキャンドルが並びます)がはじまると街中が立体的なクリスマスカード(飛び出すクリスマスカードって言ったらわかりやすいでしょうか?)になります。なんだかクリスマスシュトーレンが食べたくなってしまいました。
by guluda | 2007-10-30 13:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
日本語の歌
いつもクラシックのお話をしていますが日本の歌は聞かないの?という声も聞こえてきそうですから、今日は日本の歌のお話をします。日本の歌で私が一番好きなのは「花の街」♪〜七色の谷を超えてながれていく風のリボン〜♪という江間章子さんの詩に團伊球磨さんが曲をつけられた作品です。江間章子さんというと♪〜夏が来れば思い出す〜♪ではじまる「夏の思い出」の方が知られているかもしれませんね。それから同じく團伊球磨さん作曲で野上彰さん作詞の「こもりうた」も眠れない時に必ず思い出す曲です。♪〜むかしむかしよ北のはて〜♪と言う曲に覚えの有る方もいらっしゃるのでは?
クラシックの歌曲も子供のころは日本語で歌っていました。「サンタルチア」や「乾杯の歌」「夢路より」「シューベルトのセレナーデ」などです。今から40年近く前になるでしょうか出版社の「野ばら社」の「世界名歌集」と言う世界の歌を集めた本が有りました。子供の頃の宝物でいまでも表紙を繕いながら時々見ています。そうしている内に原語で歌ったほうが楽しくなってきたのです。日本語で歌った方が良いというお話も聞きますが、個人的には原語の方が歌っていて楽しいのです。そんなもので各国の語学の入門書がいつのまにか書棚に並んでしまいました。なんだか話が飛んでしまいましたね。それではまた。
by guluda | 2007-05-24 16:33 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
中村由利子さんのCD
少し前にフォーレのバラードには「オーケストラとピアノのために」と「ピアノ・ソロ版」の2つが有る事をお話しました。同じ曲でもピアノだけの演奏とピアノが一緒になっているものが幾つかあります。今日このお話をしているのは中村由利子さんのCDを何枚か聴いていたらピアノの音と一緒に管楽器の音が聞こえて来たからなのです。
1987年の中村由利子さんのCD「風の鏡」の中に「ウィスパリング・アイズ」と言う題名の曲があります。CDのライナーノーツには素敵な詩が添えてあってそれは別の機会にお話しようと思っているのですが、2001年のCD「ディア・グリーン・フィールド」の中におさめられている曲の「ウィスパリング・アイズ」にはピアノにバイオリンとチェロそれにオーボエが参加しています。始めはちょっと驚いたけれども気持ちの良い調べで、この季節のお気に入りになりそうな曲です。
横浜の山手あたりが曲の背景になっているので、このつぎ横浜に行く時にこのCDを持ってゆこうかなと思っています。
直接メール頂ける方はこちらへどうぞ
by guluda | 2007-05-15 16:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
暖かな一日に聴きたい曲
きょうは暖かな一日でした。お昼前に横浜山手の岩崎博物館でお話をしてから山下公園の辺りや本屋さん訪ねて歩いて来ました。港近くの楓や楠の若葉が風に揺れるのを見ていると、自然と思い浮かぶのはディーリアスのラ・カリンダという曲です。季節が移ると共に冬に聞いていたシベリウスやグリークのCDを手にすることが少なくなります。でも今年はシベリウス年なのでもう少し聞いてみようかなと思っています。
歩きながら4月に初演されたオペラは何があるかなと思ってみたら以外と少ないのですね。
4月5日  こうもり
4月8日  ジョコンダ
4月25日 トゥーランドット
4月30日 ペレアスとメリザンド
みんな好きな演目です。それでも歩いているとサティの「ジュ・トゥ・ヴ」やリムスキーコルサコフの「インドの歌」を口ずさんでいるのです。やっぱり好きな曲は季節に関係ないようです。
by guluda | 2007-04-30 22:11 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ラフマニノフピアノ協奏曲第2番の正しい聴き方
本当のところを言えば音楽の正しい聞き方なんてないと思います。(コンサート・ホールでのマナーは別として)きょうはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を成立過程から見ようとおもいます(そんなに堅苦しいお話ではありませんのでご安心を)。
長年クラシック音楽を聞いていらっしゃる方には物足りないお話になるかもかもしれませんが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は名前を知らなくてもメロディーでしたら誰でもしっているほどポピュラーな曲です。わたしは幼い頃からその第2楽章に引き付けられた一人です。同じ思いの方もいらっしゃるでしょう。
ラフマニノフはこの協奏曲を第2楽章から書き始めています。ラフマニノフが作曲活動を再開した一歩の中にこの曲が有るのですね。そう思いながら第2楽章を聞くと憂いをおびながらも安らいだ雰囲気を感じることができます。これだけでは何のことだか解らないと言う方もいらっしゃるでしょうから、成立過程についてもう少し詳しくお話します。
1897年にラフマニノフは交響曲第1番を発表しますが指揮者のグラズノフがお酒に酔ったまま指揮をしたため大失敗に終わってしまいます。そのショックで3年の間、ラフマニノフは作曲が出来ませんでした。それを救ったのが精神科医のニコライ・ダール博士で、この協奏曲も博士に献呈されています。病状が急速に回復したラフマニノフはシャリアピンとイタリアに旅行に行きます(作曲家はイタリアやスペインを旅行する事が多いので誰が何処を旅したか調べたら面白いかも知れませんが、これはまたの機会にします)。
曲の素敵なところは言葉ではお話できませんので、往年のクラシック・ファンの方も是非もう1度第2楽章だけでも聞いてください。この曲の初演は1900年の12月15日です。コンサート・ホールや暖炉のそばで聴くのも(弾いてくれる人がいればなおのこと)楽しいかもしれませんが、私は夏日の木陰で聴くのが一番似合っているような気がしています。澄みきった暖かなそよ風も、もうすぐそこまで来ていますね。
by guluda | 2007-03-30 14:19 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)